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2010年10月15日 (金)

小川洋子「カラーひよことコーヒー豆」 感想

51taonqszjl

◆小川洋子さんの
 「カラーひよことコーヒー豆」を読みました。
 随分前から気になっていた作家さんでしたが
 中々手に取る機会が無かったんですよね。
 今回は、このタイトルと表紙にヤラレマシタ。

◆印象として、
 慎ましく真摯で、こちらまで密やかな気持ちになる
 そこかしこに潜む小さな物語を、丁寧にすくいあげている感じ。

 しかしただ、優しいだけの文章で無く、凛とした強さも感じます。
 多分これは、小川さん自身にも言えることで
 つつましく、決して出しゃばらない…けれど心の奥で
 努力を欠かさず、その蓄積によって確立している揺るぎない自信を
 この本を読んで感じました。

 こうありたいな…と思いますね。
 
◆「扉をあけるたび、暗闇の向こうからまた一つ
  新たな何かが姿を現す。家中のどこかの暗闇で
  記憶の縁からこぼれおちた物たちが、
  私に見つけてもらうのを、辛抱強く待ち続けている」
        〝世界の周縁に身を置く人〟より引用。

 制作において、私の心の奥の暗闇で、辛抱強く待ちつでけている
 〝何か〟を私はどれほど持っているだろうか…。

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